クエン酸はスーパーや100円ショップで手軽に手に入れることができます。
食用と掃除用があり、食用はドリンクに入れたり料理に使ったり、掃除用は粉のままで使ったりペースト状にしたりスプレーにして使ったりとさまざまな場面で使えるのが魅力です!
当記事では、クエン酸を使ったドリンクの作り方、そしてクエン酸の効果についてご紹介します。
ぜひ暮らしのなかにクエン酸を取り入れてみてくださいね♪
クエン酸ドリンクの作り方
基本のクエン酸ドリンクはとっても簡単に作れますよ!
まずコップに食用のクエン酸を小さじ1入れ、砂糖(またははちみつやメープルシロップ)を小さじ1入れます。
そこへ水500ccを少しずつかき混ぜながら加えたら完成です!
クエン酸と水だけでは酸っぱいので甘味にはちみつやメープルシロップを入れます。
上記の分量を入れてみて、「まだ酸っぱすぎる」または「甘すぎる」ということであれば、甘味の分量を少しずつかえてみてお好みの味を見つけてみてくださいね♪
基本のクエン酸ドリンク作りに慣れたら、さまざまな味にチャレンジしてみるのもおすすめです!
クエン酸の炭酸水
基本のクエン酸ドリンクの材料に食用の重曹小さじ1を加えて完成です!
市販の炭酸水のように強炭酸ではなく微炭酸ですが、しっかりと炭酸水になりますよ♪
スポーツドリンク
水1L、クエン酸小さじ1/2、重曹小さじ1、オリゴ糖大さじ1/2~1、塩ひとつまみ、砂糖小さじ3を混ぜて完成です!
砂糖の量はお好みで増やしたりして調節してくださいね。
赤しそドリンク
赤しそドリンクは、赤しそシロップを薄めて作ります。
赤しそシロップの作り方は、まず水1.8Lを沸騰させ、そこへ赤しその葉300gを入れて再沸騰かた15分ほど煮出して引きあげます。
煮出した汁を濾したてから、砂糖500gを加えて溶かし粗熱を取ります。
最後に25gを加えてしっかり冷ましたらシロップの完成です!
赤しそシロップは、水や炭酸水で割って楽しめますよ♪
クエン酸の効果
クエン酸はレモンや梅干しなどに多く含まれ、酸っぱさの素になっている成分です。
そんなクエン酸はただ酸っぱいだけではなく健康に欠かせない効果があるので積極的に摂っていきたい成分でもあるんですよ!
クエン酸は、呼吸を通じて糖をエネルギーに変化させるうえに、カルシウムやマグネシウムといったミネラルやビタミンを体内に吸収しやすくすることで、疲労物質を分解するという重要な役割を果たしてくれる「キレート」という作用があります。
例えば、筋肉痛になると乳酸が溜まって体は疲労しますが、クエン酸はこの疲労物質を分解して体内に蓄積されるのを防いでくれます。
クエン酸のこのキレート作用によって、疲れた時でもまた回復して元気になれるのですね♪
またクエン酸には、ビタミンやミネラルが体内で酸化する前に包み込む作用があるため血液の酸性化を抑制したり、疲労物質の乳酸を分解して血液をサラサラにする効果も期待できます。
そして、カルシウムやマグネシウムといったミネラルを体内に吸収しやすくする作用もあるとされています。
カルシウムは骨を丈夫にするのに欠かせない成分であり、イライラを抑えてくれるとも言われています。
マグネシウムは心疾患の予防や精神安定効果があると言われており、どちらもなくてはならない大切な成分ですよね。
ですが、カルシウムやマグネシウムは吸収率が悪く、カルシウムの代表格でもある牛乳でさえ、吸収率は40%ほどと言われています。
しかし、クエン酸を多く含むレモンなどと一緒に摂取するとクエン酸のキレート作用でカルシウムやマグネシウムが吸収されやすくなるようですよ!
そのほかにもクエン酸は、新陳代謝を高める効果があるため美肌効果が期待できたり、唾液や胃酸の分泌を促すため食欲増進の効果も期待できます。
まとめ
クエン酸ドリンクの作り方はとっても簡単。クエン酸と砂糖と水を混ぜるだけです。
砂糖をはちみつやメープルシロップ、オリゴ糖に代えてみたり、水を炭酸水に代えるだけでも違った味を楽しめますよ!
クエン酸の扱いに慣れてきたら、スポーツドリンクや赤しそドリンクを自分で作ってみるのも楽しそうですね♪
クエン酸には食用と掃除用があるので、表示をよく確認して食用を使用するようにしてくださいね!
ドリンクにしたり料理に使ったりとさまざまな使い道があるクエン酸には、体に欠かせない効果がたくさんあります!
普段から摂りたいのはもちろんですが、「なんだか疲れて食欲も出ないな」という時には、クエン酸が多く含まれる酸っぱいものを意識して摂ってみると良いかもしれません。
私は特にクエン酸を意識していたわけではありませんでしたが、昔からほっと一息つきたいときには白湯にレモン果汁を少し入れて飲んでいました。
飲んだあとはリラックスしてなんだか元気が出てくるような気持ちになっていたように思いますが、あれもクエン酸効果だったのかもしれませんね。
元気でいるために欠かせないクエン酸、ぜひ意識して摂取してみてくださいね(*^^*)